本日定期検診日だった。

最近ウォーキング サボり気味なせいか、体重が2kg増えた。

やばいなーと思いつつ病院へ。 

体重と血圧を計り、採血した。「体重ちょっと増えてますね 」と看護婦さん。

「リバウンドでしょうか(笑)」 と俺

診察まで待合室で待つことに。

5分ぐらいして看護婦さんが 
「〇〇(俺)さーん、先生の診察前に私からちょっといいですかー?こちらへー」
と別室に案内された。

看護婦さん
「〇〇さん、どうしたんですか?ヘモグロビンA1Cの数値が前回検診時よりかなり上がってますよ!」

検査機械から打ち出したと思えるレシートみたいな検査結果のシートを覗き込むと

「HBA1C 7.5」と印字されていた。

7.5!(((゚Д゚)))ガタガタ


「マジですか?!」

(ヘモグロビンA1Cは、昨年6月糖尿病発見時に10.2だったが、ウォーキング、食事、ダイエットで劇的に下がり、最高に下がった時で5.7、ここ最近毎月の検診時は6.0か6.1ぐらいで推移していた。)
 
体重が増えたとはいえ、いきなり1.5も追加してしまい、立ってられないくらいショックを受けた。

ヘモグロビンA1Cの数値は0.1下げるだけでも相当に苦労すると聞く。

確かに6.0から最近は下がらなくなっていた。しかし7.5まで上がっているとは!

食い過ぎと、ウォーキングサボリが原因だろうなとは推測できた。 が、食事も十分気を付け、甘いものは極力食べず、野菜から食べる習慣を身につけていたのに、この有様はどうだ?

改めて糖尿病の恐ろしさを思い知った気がした。ちょっと油断しただけでこんなに数値があがるとはまじ恐ろしい。

ヘモ値7.0以上は合併症併発の可能性のある危険ゾーンだぜー!まいったー!

看護婦さん
「ご飯食べ過ぎたのかな?〇〇さん、私も数値見てびっくりしちゃいました。せっかくいい感じで体調管理できていたのにもったいないですよ。」


「ま、まさかこんなに悪くなっれいると思っていませんでした・・。」

看護婦さん
「〇〇さん、でも、まだ全然大丈夫、また今日から頑張りましょう。来月の検診の時数字が良くなるように。〇〇さんならできますって」

と励まされた。

看護婦さん
「ウォーキングなどの有酸素運動は、糖分を体に取り込んでくれるのでインスリンが効きやすくなり体脂肪が燃焼します。またそれに合わせて筋トレも行うと、筋肉が発達することで糖分の取り込量が増えるので血糖値の低下が早くなりますよ」

「筋トレって言ってもそんなにハードなやつではなく、座ってできる起き上りこぼしやだるま返りなどから始めるといいですよ。パンフレットお持ちしますね」

とにかく油断していた。食事を見直してウォーキングの距離を延そう。

来月の検診の時、看護婦さんを驚かしてやろう・・。

意味のない暗い野望が湧いてきた(笑)

塩分を制限した食事のとり方や運動のやり方など15分くらいレクチャーしてくれて話は終わった。

看護婦さん
「では、先生に呼ばれるまで、また待合室で待っててくださーい。」

とにかくショックだった。体重が増えただけでこんな事になってしまうとは。

そして3分後くらいに、さっきの看護婦さんがバタバタバターーとやってきた。

看護婦さん
「〇〇さーん、ごめんなさーーい。さっきのヘモグロビンの数値の話、ほかの方のでしたー。〇〇さん(同僚の看護婦さんと思われる)に、これ違う方のじゃない?って言われて、確認したら間違ってましたー(´;ω;`)ごめんなさーい、うんうん、びっくりしたでしょう?」
「〇〇さんのヘモグロビンは6.0で正常値です。ほんっとごめんなさいー」

ええええええ!まじかーーー!!

体重が2kg増えたとか食事がどうのとか運動がどうのとかあの話はどうなってしまうんだー(笑)

看護婦さん
「でもさっきの話は悪い話じゃないので、これからの体調管理の参考にしてくださいねー。」


「いやー間違いで良かったです」と木彫りの面のように薄く笑った。

とりあえずは間違いで良かったが、もしその数値のまま先生に報告されてたら、薬が増えちゃってたかもしれないなと思うとちょっと怖いな。

そして先生の診察
「〇〇さん、順調です。問題なしです。このまま行きましょう」
と言われ診察は終わった。

薬もいつもの量だった。

とりあえず来月の検診まで体重を2kg落とそうと運命の神に誓った。


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